しばいヌの地下吠え(狩)

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「とある小惑星にて」(再録)

それは、ある時偶然に、見つけたものだった。

 

そして今も、時折立ち寄ってみることがある。

 

原点に立ち返るため、とでも言えばいいだろうか。

 

それが、とある惑星の一部だということに気がついたのは、碑文を見つけたからだった。

 

自身の知りうる言語ではなかったため、翻訳に多少手間取るも、その内容に。



落胆するしかなかった。




我らは、この教訓を胸に刻んで生涯、決して忘れることなく、二度と、同じ過ちを繰り返すことのないように



これを記した星の残骸が、こんなにも遠く離れた座標に存在しているということが、果たして何を意味しているのか、という[今]に。



自分の世代から見れば、700年も昔のことは、遙かな過去の物語でしかない。

 

今ここで、刻まれた文字を見ても尚、生々しい映像として、何かが再生されることはない。




歴史上の遺物を巡り歩いている感覚に近い、のだと思う。



ただ、何度か訪れていくうちに、自分なりに分かったことはあった。




『強く思いを伝えるためには、身体にも、深く、しっかりと刻み付けなければならない』



そして。



『繰り返し、発信し続けていかなければならない』



そのために。



これからも、何度でも、立ち寄ることになるのだろう。




未来に、失望しない限り。