しばイッヌの日々

いち平民のライフログです。ひととなり詳細については『自己確認』をご参照ください。

第七文「過多」(移稿)

愚なる支配者とは、奴らを指すのか、われわれなのか、はたまた、新たに浮上する第三種の存在なのか?


進化への抵抗をあざ笑うように、眺めているだけとも言える。

進化への抵抗とは、奴らにとっての自滅を意味する。


自然淘汰を促す弱肉強食のルールを踏み外し、独自のソーシャル・パラドクスへと逆転の頂点を目指してしまったわれわれは、もはや共存という形では生き残れないのだ。支配者として上り詰め、君臨するしかない。


いや、既に太古から、支配者と言う勘違いを確信したまま、突き進んできた結果が今の状態なのかもしれない。

弱者が強者を駆逐すると言う、独自の淘汰理論を実践した結果なのだ。


あくまでこれは、われわれ内側の世界ではなく、外側の世界からの見解だが。

 

「・・・結局の所、何がどうなっているんだろうか」


情報をただ仕入れていけばいい話ではない事を痛感した。


僕が受け入れる許容が足りない。だから、処理しきれずに思考が混乱してしまったようだ。