しばイッヌの日々

いち平民のライフログです。ひととなり詳細については『自己確認』をご参照ください。

2016-08-01から1ヶ月間の記事一覧

「ガラスの破片」(一日目・移稿)

※好ましくない不快な描写があるかもしれません。閲覧ご注意ください。 じわじわと、何かに追い詰められているようだった。 最初の朝に見つけたものは。 血を吐いて横たわっている、野良猫の死体だった。 君が悪い光景に何かを直感して、すぐさま家族を呼んで…

土用ったら土用なんだよggれ

今年は土曜日だったので、ぐうの音も出なかったようです☆(勝利確信) ※旦那名言「どようびじゃないのになんでどようのうしのひなの」(うし、については疑問はないのか謎) ここのところの国営放送のすっぱ抜き方がハンパ無い。 多くは語らないけれども。 来週…

追悼・先生へ

昨日放映された、ちょっとしたドキュメンタリー番組を拝見して。同じく、若くして急逝した知人のことを思い出した。もう、十年以上も前の話だが。共通の友人を介して、一度だけ面会を果たしたことがあるだけで、友人というほどの間柄ではなかったのだが、彼…

「夏の終わり」(再録)

あついあつい 夏は終わった いくつもの白い太陽が炸裂し 大地を赤く煮えたぎらせて あらゆるものを飲み干して いつしか空は 厚い雲に覆われて やがて雨が降り出した 毒のような色をした雨の矢が うねる大地に突き刺さっていくと みるみる闇に染めていった 冷…

冷や飯を食らう

夏場は常温だと腐るので、なんでも冷凍冷蔵します。 もれなくご飯も。 ダイエットに良いというレジスタントスターチが作られるそうなのですが。 が。 昨日の某番組見ていたら、ちょっと効果の程に一抹の不安を覚えましたな。 それともあれは、単純に分量の問…

第二文「気付き」(移稿)

かつて先生はこうも言っていた。 「むしろ気づくべきではない。しかし、私はもう気づいてしまったのだ。確証があるわけではないが、近々私は命を絶つかもしれないだろう」 「何故ですか?!こんなすばらしい功績をお持ちなのに??」 まるで予測しなかった言葉に…

新作発表特設サイト・・・だと?!(二度目)

【新作発表特設サイトオープンまであと2日】 複数社との豪華コラボ新作タイトル発表!※ツイッターまんまコピペしました というのを見つけたのですが(Oトメイト公式)。 ネオアンのその他追加情報は以降こっちに注目してね! ということでよろしいのでしょうかR…

第二文「面白くない男ですみません」(移稿)

ふぅぅぅぅぅ・・・。 今日何度目かの、深い溜息を吐いた。 視線を上げてカウンター越しに見つめるいつもの席に、やはり彼女の姿は無かった。 「・・・はぁ・・・」 「体調悪いの?」 うっかり声に出してしまった所為で、背後から店長さんがそう声を掛けてき…

「星空見上げて」(番外後編)(移稿)

そんな心配をしていると、電話が鳴った。 「ハルカ電話よー!部屋に切り替えようかー?」 「んー、おねがいしますー」 自室に電話を引き込んでいて良かったな。 しかし若干アナログタイプなのが面倒なのだけれども。 受話器をとり、再び叫ぶ。 「いいよー、…

フェーン現象・・・だと?!

台風の置き土産で、気温がぐんぐん上がっているんですが、夕立はどんなに待っても来ないそうです。 それどころか、乾燥注意報まで出はじめました。 フェーン現象・・・恐ろしい子!! おかげで朝晩は涼しくなりましたけどね! 今日からペルセウス座流星群とかなん…

「星空見上げて」(番外前編・移稿)

こないだは、皆既月食だったか。 週間天気予報で一週間雪マークがちらほらしていたので半ば諦めていたのだが、予定時刻になると、うっすら雲が晴れてきて、断続的だが見届けることが出来た。 今晩は、なんとか流星群が大量投下されるという。 ふたご座だった…

「喪失のあと」(移稿)

「記憶喪失には、主に二つの理由があるの。ひとつは、何らかの理由によって、記憶へとつながる糸が、断ち切られてしまっているもの。もうひとつは、記憶そのものが、なくなってしまっているもの 」 手繰る糸が残っていれば、修復は比較的容易いのだという。…

「約束の時間」(再録)

約束の場所へ。 彼女は、ついに来ることはなかった。 何故ならば。 あの朝、突然にやって来た、見知らぬ少年に。 跡形もなく、連れて行かれてしまったから。 『あなたの、せいよ』 すべての意識が繋がったとき、最初に、彼女が発したメッセージだったそれは…

サブタイトルつきで

“赦しの国、救いの星"三ページ目まで完了しました(こっそりと・笑)。 名前とか番号とかもじったりしたかったんですが、センスが無いので早々に諦めました・・・というか、ネタバレ怖いのであえて分かりにくく伏せたというほうが正しいかも知れない。 言葉に出し…

第一文「淘汰」(移稿)

先生の言うことは、まるで意味がわからなかったが、衝撃的でもあった。 「何のために生きているのか、だって?そんなことで悩んでいるのは、一部の人間だけだよ。そしてそもそも、我々が生きている意味なんて無いのだよ。生きて いる意味を探していかないと…

あっさり鞍替え(遙か3)

歴代天の白虎スキーで突っ走っていたのに、苦手意識の強かった地の白虎さんにひいきが移行してしまったのが、遙か三作目。 めがねスキーにとっては譲くんもいいんだよ!良かったんだよ!! ・・・でも、決定的に『無理!!』になってしまうイベントがあってね・・・。 …

第一文「つまらない女ですけど、何か?」(移稿)

どこにでもいる普通の・・・よりは、まぁ、多少地味めではあるかもしれない、小社の事務職。 ああでも、経理とか総務なんて、かっこいい仕事じゃないな。 庶務・・・ね。まぁ、そんなところだね。 週末のささやかな楽しみはといえば。 小洒落たカフェで文庫…

「そらに融ける日」(再録)

星の終わりの日が近づいていた。 彼は、今日も、空を見上げていた。 かつて、自分が降りてきた、空の上を、見つめていた。 彼がまだ、幼き少年であった頃。 あれからもう、700年という月日が流れていた。 それでも。 この星には、新たな主は生まれ育つことが…

今気付いた奇跡のコラボ(確信)

意図があるのか無いのか分からないんだけど! 今頃気付いたことなんだけど! でもって、ネオロマンサーの一部の天使にしか通じないことなんだけど! HONDAのディーラーさんからもらったカレンダーの八月の写真の車が。 ジェイド(JADE HYBRID)。 なんだこの偶然…

来訪者―まっしろな熱の、その先に―(再録)

船はやがて、ひとつの惑星を座標に捉えた。 「間もなく、目的地点に到達します。正面のモニターに画像が切り替わりましたら、一同黙祷をお願いいたします」 アナウンスの後、船体が徐徐に速度を落としていき、止まった。 モニターに映し出された星は、なんと…

夕立待ってます

入道雲と夕立と雷が好きなんだけど、夏そのものはそんなに好きじゃない。 自分含めて家族が極度の食欲不振に陥るので、毎日の献立が超めんどくさい(何年目) ワンパターンになるんだよなぁ。 作るほうも食べるほうも、飽きて嫌になって、結局、水分補給がメイ…

第一文「編む少女」

昼下がり。 ぼんやりとした意識のままで、公園をふらふらとしていた僕の足元に、やわらかいものがぶつかってきた。 ように、感じた、というほうが正しいだろうか。 それくらい、僕の心はこの場所に無かったのだった。 「あ・・・すみませんっ」 鈴音のような声…

「集積する雲・・・のようなもの」

人人の寝静まる深い夜は、とくに[それ]が、鮮明に見えるという。「ひとつひとつは、小さな糸くずなのよ」 ぼんやりとした光を放つように見える[それら]は、ゆっくりと天向かって上昇していく。「これって、死んだヤツらの魂とか、そんなものなのか?」 呆然と…

最終話「マザーの誤算」

『理論も検証も、最適なはずです。それなのに―』 突如として、すべてが、消失してしまったのは。 「・・・彼らには、分からない、解明できても、理解しがたい概念なのだと思います」 “生まれたこと、生きることに疑問を持ち、模索し続ける” 「そういう、存在な…

何度目かの

ブログ引越しですが。 ここは日常とネオロマ妄想と創作に特化しようと思いました。 あれ、全部ごちゃ混ぜにもどってるやん(笑)。 そうです分けていたら管理面倒くさくなっt(ry ぴくの書きかけのやつとかもまずこっちに上げようかな。 とりあえず使い方をまず…